「信じられるデザイン」展
東京ミッドタウン・デザインハブにて行われている「信じられるデザイン」展。
3月30日(金)~6月17日(日)11:00~19:00 好評につき会期が延長されたそうです。
http://www.designhub.jp/exhibition/2012/03/15-1500.html
先月観に行ったのですが、さまざまなデザイナーの方が「信じられるデザイン」について語る展示となっていて、見応えというか読み応えがありました。
コンピュータとデザインの関係について研究している古堅真彦さんは「MacintoshのGUI」
自分の思うように動くデザインが自分の感性に合っているとの事。
グラフィックデザイナーの原研哉さんは「飯茶碗」
たしかに昔から使われてきたものは信頼のデザインだと思います。
他にもクリエイティブディレクター永井一史さんの挙げた「MUJIの耐熱マグカップ」など、ユーザがどのような接点を持って、そのデザインしたものを使っていくのか、ユーザのコンテキストを理解した上でのデザインがまさしく「信じられるデザイン」だと感じました。
そんな中でも一番印象に残ったのは、ソーシャルコミュニケーションを中心としたデザイン制作を行う福島治さんの「Facebookに代表されるソーシャルメディア」。
一人一人が責任を持って考える嘘の無いデザイン。
実名主義のFacebookはともかく、ソーシャルメディア参加している人達が全て責任を持っているとは完全には言えないものの、たしかにソーシャルメディアは嘘の無いデザインであってほしいですね。
この日は「信じられるデザイン」について考える事ができた展示だったと思います。
17日までではありますが、入場料は無料となっていますのでご興味ある方は是非。
2012.06.10 F# 林田謙吾